日本音楽教育学会第38回全国大会(岐阜大会)終了御礼 

 

日本音楽教育学会第38回全国大会は無事に終了いたしました。御参会を頂きまた多くの方々へ、朝田大会実行委員長、松永大会事務局長を初めとして実行委員一同、深く感謝いたしております。ありがとうございました。

なお大会プログラムは、下記の学会事務局のホームページからpdfファイルをダウンロードすることができます

日本音楽教育学会学会事務局のホームページ

 

 


「院生フォーラム」ポスター研究発表のご報告

第38回全国大会では、院生フォーラムを「ポスター発表による研究交流」として開催いたしました。当日は予想を超える多くの方々がお集まり下さり、活発に質疑応答が行われていました。発表者そして参会された大学院生の方々には、これを糧として将来正会員として研究発表でご活躍されることを期待しております。

発表して下さった大学院生の皆さん、そして後方支援でご協力を頂きました指導教員の先生方にも心より感謝いたします。ありがとうございました。

 

 

土屋高瀬 (鳥取大学地域学部) 

「小学校児童の演奏スキルの獲得過程」〜器楽学習の授業分析を通して〜

 

仙田真帆 (鳥取大学地域学部) 

「音楽の聴取と情動反応の関わりについて」

 

三浦宗介(東京大学大学院新領域創成科学研究科)

「コンピュータを用いた音楽学習支援」

 

石割美紗子( 滋賀大学大学院教育学研究科) 

「学校音楽教育における地域との連携に関する研究」

〜音楽家との新たなコラボレーション授業の開発を中心として〜

 

北崎あゆみ(滋賀大学大学院教育学研究科・現職派遣大学院生)

「音楽科の授業改善のための授業分析」〜複数の協力者による授業ビデオの視聴記録を元に〜

この調査では、経験や専門分野の異なる複数の協力者に同じ授業ビデオの視聴を依頼し、その結果から授業分析を行う。異なる見方に気づき、授業を多元的、多角的に見る力を養うことが、授業を行うときに必要だと考えるためである。今回は、小学校2年生の歌唱の授業を、授業者、担任、音楽専攻の大学院生(2名)、特別支援教育に携わる小学校教師、経験豊富な小学校音楽教師の6名に視聴を依頼し、発話内容を量的・質的に分析した。

 

古根川 円(山口大学大学院教育学研究科)

「イメージを喚起させることによる音楽の創出」〜ピアノ指導の可能性への一考察〜

音楽においてイメージすることは非常に大切である。本研究ではより効率的なピアノ指導法の開発を目指し、比喩表現を用いたイメージ喚起の有効性の実証を試みた。MIDIを用いてピアノ学習者の演奏の変化を測定した結果、イメージ喚起させた場合に大きな変化を確認することが出来た。今後はイメージ喚起の有効性の実証をさらに追及し、ピアノ指導の可能性の拡大に向けて挑戦していきたい。

 

長谷川千鶴(東京芸術大学大学院音楽研究科)

「導入期におけるヴァイオリン指導法に関する研究」

〜ムジークシューレのレッスン分析を手がかりに〜

 

河内暁子(東京芸術大学大学院音楽研究科)

「音楽科教育における『郷土の音楽』に関する研究」

 

原納 愛(東京芸術大学大学院音楽研究科)

「仏教保育における仏教賛歌」〜歴史と現状〜

 

湯本芳子(東京芸術大学大学院音楽研究科)

「バロック・ダンスを取り入れたソルフェージュ教育方法」

 

大野 綾(東京芸術大学大学院音楽研究科)

「障害児に対するフルート指導法」

 

斉藤友則(宮崎大学大学院教育学研究科)

「小学校音楽科の授業における教師の叱責の方略について」

音楽科は他の教科にくらべて,子どもの主体的・意欲的な学習雰囲気の維持に気を使う。小学校第5・6学年の児童202名を対象としたアンケート調査により,小学校音楽科授業において,教師の言語的な叱責の方略の違いによってその後の学習活動に対する子どもの心理的反応がどのように変化するのかを分析する。また,叱責後の称賛の方略の違いによって,その後の学習活動に対する子どもの心理的反応がどのように変化するのかを分析する。

 

高木麻美子(創価大学大学院文学研究科教育学専攻臨床心理学専修) 

「音楽教室での体験が親子関係に及ぼす肯定的影響について」

〜複数の親子共同参加型の音楽教室における行動観察を通して〜

複数の親子が共に参加する幼児対象の音楽教室に参加することが、育児不安の軽減や、親子のより豊かな関係作りに寄与するのではないか。その結果親子はどのように変容していくのか。臨床心理学的視点から事例的検討を含めて調べる。現段階の調査検討では、親子間および他の親子とのコミュニケーションの増加などの変化が見られている。これらから、音楽教室での体験が親子関係に肯定的影響を及ぼしている結果となると言えよう。

 

磯部 澄葉(愛知教育大学大学院教育学研究科)

「ピアノ学習における『つまずき』を支援する指導についての考察」

ピアノは世界中でもっとも演奏されている楽器であり、また一般家庭の普及率も高く、昔から親しまれている楽器である。しかし、ピアノを学習するにあたり何かにつまずいている生徒がとても多くみられることに気づいた。つまずく生徒が多いと考えられる問題点をいくつか取り上げ、それぞれの問題を抱える生徒を数人ずつ選び、そのつまずきの原因を分析し、克服するための実践を試みていきたい。

 

柴田貴子(愛知教育大学大学院教育学研究科・現職派遣大学院生)

「音に気付き、聴く活動を通して自己を知り他者とかかわる力の育成をめざした実践的研究」

〜生活科における実践「音探検」のふり返りと、新たな授業試案の模索に向けて〜

 小学校低学年の音楽科や生活科などの体験を重視した教科で、特に音に着目させ、聴くことで音感覚(音を感じ取ること)が養えるような授業、音による他者とのコミュニケーションができるような授業を模索しています。生活科の「音探検」の実践から得た成果と課題を基に、今後の研究の方向を発表します。子どもたち の感性の育成と、鑑賞能力、コミュニケーション能力、よりよく生きていくための力を高められたらと考えています。

 

丹羽朋子(名古屋市立平針南小学校・愛知教育大学大学院教育学研究科・現職派遣大学院生修了)

「音楽科は人間力(表現能力・コミュニケーション能力・計画立案力)を育てることができるのか?」

 〜学習者サイドが成長を実感できる「発問・助言・評価方法」の吟味〜

 

*飛び入り参加発表

近藤友加(愛知教育大学大学院教育学研究科)

藤原麻里(愛知教育大学大学院教育学研究科)

 

 

 


 

  岐阜大会実行委員会

実行委員長   朝田 健

事務局長    松永洋介 

顧問      村尾忠廣

企画実行委員  田畑八郎

        北山敦康

        南 曜子

        新山王政和

実行委員    小林田鶴子

        加藤晴子

        志民一成


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